こんばんは!i.club@SUZUKAの髙津です!
今日からいよいよ2泊3日の「伊勢型紙のイノベーション」プログラムがスタートしました!!
Director森脇から開会の挨拶 |
アイスブレイクのゲームで雰囲気も打ち解けます! |
今日のメインテーマは「知る」。
今まで自分にとって伊勢型紙はどんなモノとして見てきたかを見つめ直し、その上で実際にお仕事として型紙に携わっている方々のお話を伺うことで新たな気づきを得る、そんな一日です。高校生6人は2チームに分かれて大学生とともにワークショップに取り組みます!
三重県で育った高校生たちにとって、伊勢型紙は小学校時代に学校の授業のテーマとして扱ったことがあるとのこと。今回の参加者の中には現在美術部に所属しているメンバーもおり、今取り組んでいる芸術の視点からも型紙についての印象を書き連ねていきます。
三重県立美術館で学芸員をされている生田ゆき様よりご講話を頂きました。鈴鹿の地が型紙の一大生産地となった歴史から19世紀以降ヨーロッパで美術品として人気になった背景など興味をそそられるお話を伺うことができました。
午後からは生田様のお話から得た気づきをチーム内で共有。簡単な伊勢型紙のアイデアまで考えてみます!
そしていよいよ今日のメインイベント!職人さんのご自宅・工房に伺い直接インタビューさせていただきます。
事前に高校生自ら質問を考えて準備します。
六谷泰英様の工房と今坂千秋様の工房の二手に分かれてインタビューです。
六谷様の工房 |
今坂様の工房 |
僕自身は今坂様のご自宅を訪れるグループに同行したのでそちらの様子を少しお伝えします。
今坂様は道具彫りと呼ばれる技法を継承しておられる職人さんです。作業場である屋根裏でお話を伺いました。印象的だったのは彫刻に用いる「道具」へのこだわりです。職人さんは皆自ら道具から手作りされるといいます。今坂様がお持ちの錐の数はなんと3000〜4000本だといいます!
お仕事の話から職人さん同士の関わりについて、また他分野の方々とコラボレーションした新たな取り組みについてもお話し頂きました。工房の様子や型紙の実物も見せていただきました。
高校生からも質問がよく出ており、十分に好奇心を惹かれた様子でした!
美味しい夕食をいただいた後は本日最後のイベント、若手の職人さんとの交流会です。
自ら職人になることを志して工房で働いていらっしゃる女性の職人さん・型紙の図柄作成に長年従事されている方から、「紋様」の意味というこれまでと違った視点からのお話を伺うことが出来ました。
はじめてのワークショップ経験から講話の受講、インタビューなど高校生にとっては少しハードな一日だったでしょうか?ゆっくり休んで明日に備えてほしいですね!
明日はいよいよ具体的なアイデア発想の段階までいってしまいますよー!どんなアイデアが出てくるのか楽しみです。
僕達大学生も高校生をしっかりサポートできるよう明日以降もがんばっていきます!
髙津
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