2014年8月27日水曜日

「相手に媚びへつらうのではなく、対等の立場で接する」

ギンザのサヱグサ」おもてなし留学レポート!day2

<<2日目>>

こんにちは!のだゆりです。
「ギンザのサヱグサ」おもてなし留学、午後のレポートをお届けします。



  【午後は店舗に移動して、実際の接客を体験します!】

 お昼を食べて、銀座の街並みを楽しみつつ、2人はお店へ。店内は上品かつ可愛らしく、2人も(+私も)ついテンションが上がってしまいました。

まずは、実際に店頭に立つに当たって、大切にすべきことを教えて頂きました。「おもてなし」にはその前の段階として、「装い」と「設え」があり、そのために店頭に立つ人はまず服装をきちんとしたものにし、店舗はお客様を迎えるためにきちんとした空間づくりをする。そうした積み重ねを基にしてはじめて「おもてなし」ができるということでした。

【挨拶の練習。お客様は、「いらっしゃいませ」と堂々とお迎えすることが大事。】

 そこで大切になるのが、「相手に媚びへつらうのではなく、対等の立場で接する」ということ。きちんとした用意のもとに商売をしている自信を持って、商品の情報をきちんと伝え、対価を払っていただけるようなサービスをすることが大事だと学びました。



 また、サヱグサでは、「商品にこめられた価値を、情報としてきちんと伝える」ことをとても大事にしていると学びました。一品一品に想いを込めて作り、また、仕入れている分、商品には多少値が張るものもありますが、その分お客様には、その商品に十分満足して購入していただく必要があります。
 一枚の服、一足の靴、どれを取ってみても、その素材や形へのこだわりが詰まっており、そのこだわりをきちんと相手に伝え、その価値に満足していただくということが大切ということでした。これも、今後、2人が自分で商品を作ったり、売ったりする過程で大切になってくるはずです。



 接客においては、服をたたみ直したり、掛かっている服を少し動かしてみたりという動作がとても大事だと教えていただきました。これは、お客様に警戒心を与えないため。いきなり対面して迎えられては、お客様も入りづらくなってしまいます。例え乱れていなくとも、そうした動作をし続けることで、お客様は安心して来店してくださるということでした。


 教えて頂いた通り、実際に服を直す動作をしつつ、お客様を待ちます。作業を続けながらも、手元に集中しすぎず、常に意識をお客様入り口に向けていなければなりません。難しかったようですが、堂々と「いらっしゃいませ」と「ありがとうございました」を言う事ができました。


 
 こうした、常に相手の立場から、「自分がどのように振る舞うのがよいか」を考えるというおもてなしの姿勢は、社長がおっしゃっていた「お客様のことを好きになること」を体現しているようでした。2人共、1日をかけて、サヱグサに来店してくださるお客様の立場から考え、その「おもてなしの心」を体で感じることができたようです。

 これから、2人が新しい商品を考案したりする際も、その商品を届けたい相手のことを好きになることは、非常に大切になってくることと思います。

 1日を通して、ギンザのサヱグサで様々な刺激を受け、2人は気仙沼にある現在の「おもてなしの心」を大切にしつつも、「もっと新しいものを取り入れていく姿勢が必要だ!」と心に感じたようです。

きっとこの想いを胸に抱き、気仙沼に新たな刺激を持ち帰ってくれることと思います!


お世話になりました、ギンザのサヱグサの皆様、本当にありがとうございました!


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