2014年1月26日日曜日

子育てと地域


こんばんは^^
みさとです。2回目の登場です!


先日こんな記事
を読みました。

この記事を読んで、自分が就活している時や、
卒論を書いている時にもやもやっと感じていた
「子育てと地域の関係」が言語化されたような気がしました。


ちょっとまじめな話だけど、


今日は、「子育てと地域」について、
卒論のインタビュー調査で考えたことを書いてみたいと思います。 
(卒論については次回詳しく書きたいと思います!)


私の大好きな、素敵なお母さんがいます。


山口県のとある島にいる女性です。

彼女は心からやさしく、おちゃめで、
いつもまわりに人一倍気を配る方です。
お寺の副住職、夫が社長を務めるジャム屋さんの店長、シンガーソングライター(!)と、
3つの仕事をこなしながら、
2児を育てているスーパー母ちゃんです。

私がこんなお母さんになりたいと思う女性の1人です。

しかし、彼女の実家がある島へ戻る前は、
今のような生活ではなかったようです。



自分が、おかしくなりそうだった。


















彼女は、結婚当初、東京で夫、息子と3人で暮らし。
息子はまだ赤ん坊で、当時専業主婦だった彼女が育児をしていました。

夫は仕事が忙しく、終電で帰宅し、
子どもが起きる前に家を出ていくというような生活でした。

彼女は当時のことを、
息子と2人暮らしのようだったといい、
当時のことをこう振り返りました。


やっぱりちょっと自分が、おかしくなりそうだったよね。

虐待のニュースとかを見るともう、すぐ怖くて消すんだけど。


それは、ひどいな、ひどい母親だなと思う一方で、


縁が重なったら

自分もやってしまうんじゃないかと思ってしまうから見れないんだよね。




核家族の母親にひそむ育児ストレス


私はまだ育児をしたことがないので、
気持ちが完全にはわからないと思いますが、
少しだけ推測できるような気がしました。

自分の子どもでも、いくらかわいくても
言葉も喋れず、原因もわからず泣き
うかつに目が離せない赤ちゃん
そんな赤ちゃん以外と話さない日もある

休んでいる間にいきなり泣いて起こされて
母親は睡眠不足になりがち

たとえ自分が具合の悪いときでも
いつでも守って、あやさなくてはならない

生活が赤ちゃん中心に周り、
自分の時間がとれない
それが毎日休みなく続く。。

正解のわからない初めての育児を手探りで行う中で、
こんな苦しみがあるのかなと思います。




地元に帰って感じた精神的安定



彼女は、自分の実家のある島で夫とともにジャム屋をつくるため、
夫より先に息子と2人で定期的に実家に戻るようになりました。

そこでは、昼間は腱鞘炎になるほどジャムを作り、
実家の寺の仕事を手伝い、夜には家事をする。
専業主婦の時よりもずっと忙しい毎日でしたが、
精神的に安定していたといいます。

なぜなら、そこには自分の両親、子どもと家族みんなで食卓を囲むという
自分が育った家族のあり方があった。
そして、自分でも気づかないうちに心を癒してくれる自然があった。


彼女は今も忙しい日々を送っていますが、
とても幸せそうに暮らしています。
今では、自分のつらかった育児の経験を活かして
U・Iターンしたお母さんと赤ちゃんの支援活動も行っています。

来月またお会いするので、楽しみにしています^^




地元で育児をするということ


彼女が地元で育児をすることによって得たメリットは、
次のようなことがあるかと思います。

・働くことによる充実感の獲得
・育児時間の減少によるストレスの軽減
・両親の存在による不安の解消
・家族と過ごす時間によるストレスの解消
・自然の癒やし効果


もちろん


「都会だから、育児ストレスを感じやすい」
「地域だから、育児ストレスを感じにくい」
ではないです。

田舎で子育てをすることをすべて肯定するわけじゃないし、
都会でしかできないこともたくさんある。
都会で子育てをするほうが合っている人もきっといると思います。

けど、


彼女だけでなく、地域を自分の生きる場所に選んだ人の中に、
「子育てのため」や「家族との時間を得るため」
を理由にした人はけっこういることがわかりました。




じつは私も。




来春から地元の北海道に帰って働きます。
子育てを親元でしたいというのが、
地元に帰って働く理由の一つでもありました。
(実際に子育てする時はどこにいるかわかりませんが^^;)

実家で子育てするのは、お母さんが助かるだけでなく、
おじいちゃんおばあちゃんにとっても、孫の顔が見れてきっと嬉しいですよね!
(おしつけがましいかな?笑)


地元と生きるということ


なんだかかなり長くなりましたし、
(最後までおつきあい下さりありがとうございます!)

i.clubと一見関係ないように見えますね。。

ですが、i.clubは「地元とともに生きる若者を育てる」ことを目指しています。
「実は、地元とともに生きることは、
子育てにおいてこんな利点があるんだぜ!」
ってことを紹介したかったのです。

人口減少の社会で、
地元で子育てをすることが、
選びやすい選択肢になったらいいなと思っています。

すーぱー母ちゃんに私もなりたいのう。


それでは、おやすみなさい〜

2014年1月20日月曜日

いいアイデアってなんだろう?

こんにちは!やまちです。
さる18日は「会津のドライフードのイノベーション」の第3回活動日でした。

会津の郷土料理、ニシンの山椒漬け!


i.clubのクラブ活動には「気づく」「形にする」「伝える」の3ステップがありますが、
第2回・第3回はまんなかの「形にする」活動でした!

これまでに気づいた地元の「いいね!」を活かして、
新しいアイデアを作るという、
イノベーションの要の部分(`・ω・´)(・・・とやまちは思っています!)

だからこそ、
どんな活動内容にしようかな?と考えながら、
1番悩むところでもあります。


「イノベーションを起こせるような、いいアイデアって、なんだろう?」
今回はそれをすっごく考えさせられました。(・◇・)

正解のないものだからこそ、みんな悩む。

だけどやまちなりのいまの答えは、
「想いとコンセプトがあり、それを体現しているアイデア」
だと思っています。

高校生が、作り手の思いや土地に根付く文化を知って、感動したこと。
それによって、「ニシンの山椒漬けの、こういうところを人に伝えたい!」と強く「想う」こと。
そして、そのためにニシンの山椒漬け自体を具体的にどのように新しくするのか?
その方向性(=アイデアのコンセプト)。

うまく言えないのですが、
いいアイデアの裏にはいいコンセプトがある。
いいコンセプトの裏には高校生の素直な「想い」がある。


Director・Leaderとして、
高校生の「想い」を引き出し、
それをしっかりアイデアという「形にする」
そのお手伝いができたらいいなあ
と思う今日このごろです。



・・・・・・支離滅裂ですが、好きなことを書けたので満足!(`・∀・´)笑
おしまい!